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ゲームと好きなものを語る気まぐれブログ
※今回は虫の幼虫や蛹が登場します。苦手な方はご注意くださいm(_ _)m

私の仕事先では野菜なんかも扱っていて、毎日沢山のベジタボーが入荷します。
そして、野菜には虫が付き物。しばしば青虫・芋虫に遭遇します。
数日前、仕事仲間がピーマンの袋の中に居る青虫を発見しました。
どうせ廃棄になる野菜なので、ピーマンごと青虫君を引き取ることに。
我が家の夏の風物詩、幼虫飼育の始まりです。夏はこれが楽しいのよね♪

青虫には「おののいもこ」と命名しました。

家に帰って改めて袋の中を見ると、さっきまで居た幼虫の姿が無い。
その代わりヘタの横に直径5mmほどの小さな穴が空いています。
どうやら件の青虫くんが穴を開けて内部に侵入した模様。
そして、5つ入っているピーマンの中に黄色っぽく傷んだものが一つ。
どうやらその中から出てきて、新たなピーマンに潜り込んだらしいのです。
とりあえずプラ水槽にピーマンごと移し、数日間様子を見ました。

この後虫の写真を掲載しますので、一旦畳みます。
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今から二年前。我が家の百合根の鉢に小さなカマキリが住み着きました。
その時の記事がこちら。そして今年。ベランダで洗濯物を干していたら…


小さな小さな赤ちゃんカマキリ発見!

久しぶりに見かけた可愛いお客さん、この時はすぐ逃げちゃいました。
数年前を懐かしく思い出す私と家族。今年もそんな季節になったんだなぁ。

そしてその翌日。出勤する時に玄関前に置いてある百合根の鉢をふと見たら…
なんと居るではないですか!緑色の小さな居候が(≧∀≦)
今年2つだけ付いたコオニユリの蕾に住みついたようです。
雨が降ると曲がった茎の影に隠れ、風が強いと葉の部分まで降りる。
小さいながらも匠に暮らしているんですね。と~っても可愛いです♪


命名・かまたり。この後一回脱皮して少しだけ大きくなった。

夏の暑さはキビシイけど、様々な命との出会いは本当に楽しいですね。
そろそろ私が大好きなセミも出てくる頃。次はどんな生き物に会えるかな?
毎年職場で営巣するツバメたち。でも、今年は順調とは行きませんでした。
まず、最初の巣が完成した直後、何者かに壊されて中身が出てしまいました。
次に、バックヤードの出入り口に一番近いところで営巣を再開し、
無事に雛も孵り始めた直後、またまた何者かに巣材を引きずり出され
そのまま雛も居なくなってしまいました。動物なのか人間なのか…犯人分からず。
でも、かなり高い所にあったので人災と言うことはないと思います。
もう2羽ほど頭が見てていただけに、本当に残念でなりませんでした。

そして、三度目の正直とばかりに、今度は正面出入り口に一番近いところで
新たに抱卵しているカップルが。もうそろそろ雛が孵る頃だと思います。
出来れば今度こそ無事に巣立って欲しい。可愛い雛の顔が見たいです。
何より、巣作りから頑張っている両親があまりにも気の毒でなりません(T_T)

そんな最中、ちょっと嫌な話も耳にしました。我が職場の向かいにあるお店。
一階が駐車場なんですが、そこに毎年沢山のツバメが巣を掛けていました。
去年こちらの記事で話題にもしてますし、仕事帰りに見るのが本当に楽しみで。
で、今年はツバメを見かけるようになって大分経つのに、一向に雛の声がしない。
巣作り辞めちゃったのかな?と思っていたら、誰かが巣を落とすらしいのです。
何度も巣を作るのに、夜になると誰かが駐車場に侵入して勝手に壊して行く。
その繰り返しで今年は営巣が成功しないらしいです。本当に悲しくなります。

お店の方はツバメの飛来を楽しみにしていて、毎年暖かく見守っていました。
なので、店長さんやスタッフさんもとても残念がっておられるようで
心無いことをする不法侵入者にご立腹。人の敷地に勝手に入るのは犯罪ですし。

ツバメは子育てをするために、小さな身体一つで4000kmもの旅をします。
無事に日本に着ける子ばかりではなく、旅の途中で命を落とす子も沢山居ます。
そうして命を繋ぐためにやっと辿り着いた地で、その子育てを阻害される。
確かに糞害もありますし、鳴き声も賑やかです。でも、その期間もほんの2週間。
その間だけでも小さな命を見守ってあげて欲しいと節に願うばかりです。
逆に考えてみましょう。人間だって動物のテリトリーに侵入し、ゴミやトイレや
様々な汚染を引き起こしています。騒音で動物たちに迷惑も掛けています。
人間だけが我儘を許されるんですか?ツバメたちには何の罪もありません。
古来からツバメは繁栄の象徴として大切にされて来た益鳥でもあります。
田んぼに害をなす虫を取ってくれて、人と一緒に暮らしてきた大切な仲間なんです。

どうか、ツバメたちに温かい目を向けてあげてください。見守ってあげてください。
野鳥の会からも報告が来ていますが、年々日本への飛来数が減り続けています。
この地球上全ての生き物に生きる権利があるんです。人間も少しだけ我慢しましょう。
現代に生きる人々が、小さな生き物に温かい心を持てることを願うばかりです。

頑張れ、ツバメたち!
我が職場には毎年ツバメが営巣します。軒下の通風孔の上にそれぞれ巣があり、
今年も早々に飛来し、6月中に一組子育てを終えて無事巣立って行きました。
抱卵から始まり、孵った雛が少しずつ大きくなって行く過程を見るのは何とも楽しいもの。
毎年夏の楽しみの一つだったりします。暑いのは嫌いだけど、やっぱり夏って楽しい。



今現在、二組目の番(つがい)が雛を孵し、子育てに奮闘している真っ最中。
写真はまだ孵って間もない小さな雛たちと親鳥。せっせと餌を運んでます。
しかしこの二番目の子供たち、すんなり巣立ち…とは行ってくれず困っています。

数日前、職場に出勤すると何やら黒いものが砂利の上に落ちているではないですか。
近づいて見ると上にある巣から落ちたツバメの雛です。大分立派になってはいるものの
まだ飛べる段階まで行っていない様子。羽をパタパタしても浮上は出来ません。
よくよく聞けば前日も3羽巣から落ち、社員が巣に戻したとのこと。
どうやらその後また落ちて来たみたいです。巣に戻れず落命するのも自然の摂理。
分かっちゃいるけど、放っておけないのが人間の性です。やっぱり何とか助けたい。
周囲にはカラスも猫も居るので、そのままにすればいずれ餌食になるでしょう。


仕方ないので、とりあえず小さなダンボールを用意してその中に入れて巣の真下へ。
すると、親鳥が時々様子を見に降りてきます。やっぱり我が子は心配なのね(汗)
我が職場のスタッフたちも心配して、入れ代わり立ち代わり様子を見てました。
それから少しして、私ともう一人のスタッフで様子を見に行くと…。


何と2羽目が落下!おいおい、何でそんなに落ちて来るのさ(´Д`;)
この日は風が強かったので、敷いていたペーパータオルはとりあえず撤去し
この状態で巣の真下に置いておきました。結局、午後から出勤した男性社員が
無事巣に戻してくれたとのこと。写真では一見弱々しく見える雛たちですが
一度巣に戻れば他の雛に負けない勢いで餌をねだって大口開けてました(笑)

そして今日。出勤するとまたしても一番小さい雛が落下していました。
再び巣に戻す男性社員。何か毎日の日課になりつつあるな(^^;)
お願いだからあんまり乗り出さないでね、ベビーたち。しかし可愛いなぁ♥
明日は落ちていないことを祈るばかりです。巣立ちまで毎日ハラハラしそう…。

子育ては我が職場のみならず、道路を挟んで反対側のお店の駐車場にも巣がいっぱい。
付近を通ると賑やかに親鳥におねだりしている声が聞こえて来ます。

この子たちは5羽中3羽が巣立ち、今日は電線の上に並んで止まっていました。
あと2羽はまだ巣の中。明日には全員居なくなるんだろうなぁ。
ズラリと並んだ姿は何とも愛らしいものですね(*^^*) 勇気出して巣立ち頑張れ!


日本野鳥の会で頂いた資料によると、我が日本では年々ツバメの飛来数が減少中。
軒先のある民家が減り、人間の手で巣が落とされることも増えているらしいです。
昔からツバメは繁栄の象徴で、巣をかけるとその家は栄えるなんて言われて
縁起物とされて来ました。でも、今はそれより糞害を気にして巣を落としてしまう。
現代人は心が狭くなったなぁと思います。でも、我が家の近所はツバメがいっぱい。
あと二ヶ月もすれば街から離れてしまう彼らだけど、それまで出会いを楽しみたいな。
そしてまた来年、元気に戻ってくる姿を待ちたいと思います。頑張れツバメ達!
今年の8月のこと。毎年恒例のセミの幼虫を捕獲して来たので、
網戸にくっつけてあげようと窓を開けました。
左のサッシ戸では網戸との隙間が狭いので、じゃあ右側にしよう!と
勢いよく開け放ったところ…見つけてしまったのです。結構ご立派な蜂の巣を!
そう言えば、朝よく窓枠の上からカリカリ変な音がしてました。
てっきり雀かなんかが外のアルミの柵を歩いてるか突っついてると思ってたら、
その音の正体は巣の付け根を補修するため、蜂が噛み噛みしてる音だったんですね。
シャワーヘッドくらいの巣にびっちりくっ付いていたので、そりゃ驚きました。
最初はパニクって、仕事仲間にヘルプ要請したり、駆除業者を調べたり…。
でも、翌日。凶暴なスズメバチではなく、アシナガバチと判明したんです。

住んでいる自治体のHPを調べてみると、スズメバチは駆除してくれるのですが
アシナガバチは駆除対象にならないとのこと。我々住民が自力でやってくれ、と。
ネットでも色々調べたところ、どうやら彼らはあまり攻撃的ではなく
特にお互いが接近しない限り刺されることもまずないそうです。
結局、私達は巣を撤去しないことにしました。なぜかと言うと、巣のある場所は
我が家の庭に面した窓のひさしの下で、他人様が立入ることは全く無く、
隣家との距離も空いています。近隣の方々を刺す心配は殆どない。
現に私自身、気づくまで真上で洗濯干してても存在すら知らなかったくらい。

アシナガバチは4月くらいになると、越冬した女王が一人で巣を作り始め、
夏に向けて徐々に働き蜂を増やし、ワンシーズンを子育てに費やすそうです。
冬になれば寿命で全て死滅し、同じ巣が翌年使われることはないとのこと。
私達が巣に気づいたのは8月。4月から巣があったにも関わらず、
すぐ上のベランダで洗濯やら布団やら干していた私は察知すらしなかった。
おまけに、鍵を忘れて子供がその窓から出入りしたことも何度かありましたし、
夫が真下で草むしりしたことも。でも誰も刺されることはありませんでした。
彼らを見守る選択をした私達家族。勿論、万一何かあれば全責任を取る覚悟の上で。

それから4ヶ月。12月になって蜂たちはいなくなり、巣は空っぽになりました。
毎日ひっきりなしに働き蜂が出入りし、すぐ近くのお花に飛んで行ったり、
どこか遠くへ出掛けて行ったり、せっせと子どもたちの世話をしていたのが懐かしい。
ひと夏観察した彼らの暮らしぶりは実に興味深く、我々の預かり知らぬところで
大切な命が育まれていること、逞しく生きている小さな命があることを
身を持って学ばせてもらいました。雨の日は皆でじっと巣に固まって子供を守り、
暑い日も風の強い日も、働き蜂たちは毎日一生懸命花粉を運んでいたんです。
最初こそ怖かったけど、段々愛着が湧き、彼らがとても愛しい存在になりました。

そして今日。もう空っぽになったと思った巣をよくよく見てみると
何と、付け根に一匹だけ蜂の姿が。突然カーテンを開けたので身を縮めていましたが
まだ生き抜いている子が居ることに敬服してしまいました。野生って素晴らしい。
人の尺度だけで「怖い、危ない」と決めつけず、本当に奪うべき命なのか
一考することも時には必要なのかな、と思います。彼らの暮らしぶり、生き様に
色々なことを教わりました。ベランダから見下ろしていると、
すぐ足元の軒先からふらっと飛んで行く働き蜂がとても健気で可愛くて…。
天敵・スズメバチが同じ餌場に居ると冷や冷やしたり、気分はすっかり
我が子を見守る親の心境(笑)来年は流石に巣を作られては不便ですので
最後の子が去ったら撤去してしまいますが、とても貴重な体験をさせて貰いました。

強く生きた蜂たちに拍手です。貴重な時間をありがとう。
あなたたちと出会えて、とても楽しい夏でした。
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