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ゲームと好きなものを語る気まぐれブログ
皆さん、漫画は好きですか?私は好きです。結構好きです。
特に怖い系のホラーものが好きだけど、時々少女漫画も読んだりします。
で、大分前に文庫版で揃えたお気に入りの作品がありまして、
それが今日のタイトルにもなっている「バナナフィッシュ」です。
当時物凄く夢中になり、作中で主人公が着ているTシャツを作ったりしました。

そのバナナフィッシュがアニメ化されたことを私は知りませんでした。
入会したばかりのNetflixで見つけたのですが、思い入れの強い作品だけに
イメージが壊れるのが嫌で最初見なかった。でもやっぱり見たくて…
ここ数日、一気に視聴してしまいました。うん、見てよかった。正解だった。

アニメのアッシュはブロンドヘアに翡翠色の瞳のそれはそれは美しい青年。
原作のイメージ通りのままそこに居てくれました。もう一人の主人公の英二も同じく。
彼は少し幼い雰囲気に描かれていましたが、声が大好きな野島さん♪
ロボやショーター、ゴルツィネなどのサブキャラも本からそのまま抜け出したみたいで
非常に満足行く作品に仕上がっていて、期待を裏切られることもなく…。
特に美しかったのは月龍ことユーシス様。アジア系のミステリアスさは最高。
流石に時代が大分経ってますのでね、細かい設定が現代風にアレンジされていたけど、
それが全く違和感ないんですよ。スマホやタブレットを使いこなすアッシュ。
知的でかっこいいです。うまい具合にアレンジされているなーと思いました。

でも、一番悲しかったのは貿易センタービルが一本になっていたこと。
私がバナナフィッシュの原作にはまってイラスト描きをしていた頃は
まだ双子ビルは双子のまま建っていました。NYのシンボルの一つとして。
しかし、あの壮絶な911事件が起こり、双子の片割れは失われてしまった。
アッシュたちが描かれた時代も現代も、様々な思惑と悲劇が繰り返されている。
バナナフィッシュを読んで、いつかはNYに行きたいと憧れました。
それは今でも変わらない。アメリカに行けるならまずNYがいいな、と思う。

ラストが分かっている物語でしたが、それだけに、一つ一つのシーンや
英二とアッシュの会話をじっくり味わいながら最後まで見せて頂きました。
いい作品だった。今見てもやっぱりいい作品。名作と言えると思います。
時に、所詮BLだと軽視されることもありますが、私は違うと思う。
(BLを否定や批判してるわけじゃないですよ、念の為(^^;))
彼らはそんな薄く軽い関係ではなく、心の奥深くで強く強く結びついた、
一生に一度出会えるかどうかの稀有な存在だったのだと思う。
英二とアッシュの魂の物語。できることなら是非、番外編もアニメ化して欲しい。
長い年月を経て、カラフルに蘇ったバナナフィッシュに出会えたことに
改めて喜びを噛み締めています。名作は何年経っても名作でした。
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