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ゲームと好きなものを語る気まぐれブログ
1月31日の話ですが…皆既月食、皆様ご覧になりましたか?
私の住む地域は夜曇りの予報だったのですが、反してピッカピカに晴れ!
星も月も見事に輝いて、それは澄んだ美しい夜空になりました。
でも、この日物凄く寒かったんですよね。今現在も寒いですが(^^;)

早速私の宝物・天体望遠鏡をベランダに出して準備万端。
21時より少し前から徐々に月の端っこが欠け始めました。
その時はまだ台所で洗い物を片付けていた私。
自分で見られないので子供に頼んで観察していてもらったのですが
「どう?」と訊くと「欠けて来た!」の返事。
早速洗っていたものを放り出してベランダへダッシュしました。
月って普段から満ち欠けするので日食ほどレア感は無いのですが、
それでもさっきまでまん丸だったお月様が少し欠けてるのを見たら
「おおっ!」と声が出ました。あれは地球の影なんですよね。

地上から肉眼で見ていると黒く欠けているだけのお月様。
天体望遠鏡を覗くとその陰がより立体的に見え、
ああ…本当に地球の影なんだ、と思わせてくれます。
やっぱりあってよかった、天体望遠鏡!この時ばかりは大活躍!
正直普段は部屋に置いたままでさほど出番も無く、
下手すると縦になっている鏡筒に子供の上履き袋引っ掛けたりして
洗濯干し場になっていることもあります(笑)
でも、天体ショーの時には大いに活躍。月食も大いに堪能!
流石に0時までは起きていられなかったんですが
月が完全に影に覆われ『ブラッドムーン』になるまで眺めました。
ベランダは寒かった!極寒でした。でもそれ以上に月は神秘的でした。

氷上くんも大切にしている天体望遠鏡。彼の気持ちが少し分かった。
星を眺めるとついつい彼を思い出します。
今頃実在したら眺めてるんだろうなーなどと考えつつ
欠けて行く月の様を追った楽しい一時でした(*^^*)
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昨日パシフィコ横浜で開かれた「SPACE MEETS YOKOHAMA」
夜の部へ参加して来ました。星も宇宙も大好きな私。
会場には小さいお子さんが沢山来ていましたが、
我が家の子供を連れて行ったら間違いなく話に集中出来ないので
一人で出かけて来ました。結果一人で行って大正解!
あの難しい話を2時間に渡って小学校低学年が聞くのは無理!
ですが、大人にとってはそれはそれは有意義で楽しい時間でした。

前半の1部では今現在国際宇宙ステーションで何をしているのか、
と言ったお話を三人の宇宙飛行士さんが詳しく語ってくださいました。
登壇されたのは油井さん、大西さん、そして今年12月に地球を発つ
金井さんです。現役の宇宙飛行士さんに生で会えるなんて感激!
開演時間が押したため、油井さんが登場されて客席にも降りられて
質疑応答を受け付けてくださいました。握手されてた方も。いいなー♪
三名とも素晴らしくお話が上手で、頭脳の明晰さをひしひし感じました。
飽きさせず、分かり易く、そして言葉遣いも美しく(*^^*)
特に油井さんはずば抜けて話術に長け、会場を度々笑わせていました。
手の届かないお堅いイメージだった宇宙飛行士さんが
とても身近に感じて、一気に親近感が沸いてしまいました。
ただ、2部は今後の開発に関わるお話で宇宙飛行士さんたちは
殆どお話されず、率直な話結構退屈でした(^^;)

女性宇宙飛行士の山崎直子さんも登壇されましたが、発言は一回だけ。
もっと色々伺いたかったです。一つだけすっごく残念だったのはですね、
このイベントに申し込んだ切欠でもあった、若田さんが出演されなかったこと。
私が世界で一番尊敬している若田光一さんに是非ともお会いしたかったのですが
途中で出演者の変更があり、山崎直子さんになりました。
山崎さんにお会いできるのも楽しみでしたが、それ以上にやっぱり
若田さんへの憧れと尊敬が強くて、お会いしたかったと切実に思います。
山崎さんはテレビで見るよりずっと小柄で、とてもお綺麗な方でした。

イベントの最後に間もなく宇宙へ発つ金井さんのお見送りをして、
お土産に金井さん印のステッカーを戴いて帰って来ました。
オーラスにはほぼサプライズで古川さんも登壇されてビックリ。
総計5名もの宇宙飛行士さんに一度にお目にかかれたわけです。
私の座っていた席のすぐ近くに油井さんがいらした瞬間もあって
本当に貴重で贅沢な一時を過ごして来ました。ISSのお話も面白かった!
宇宙で飼われていたマウスが地球に戻ってどうなったのか気になる。


コスモクロックこと大観覧車のイルミネーション。
ついつい足を止めて写真撮っちゃいました。気分はおのぼりさん。


右手がパシフィコ、左はインターコンチネンタルホテル。
我が家では通称メロンビルと呼んでます。横浜の夜景はとても綺麗です。

もし氷上くんが居たら間違いなく参加しただろうなーと思えたイベント。
彼と一緒なら帰りに色んなディスカッションをしたのでしょうが、
私はのんびりと横浜の夜景を眺めてから、一人帰路に着きました。
会場が遠かったので帰宅は深夜になりましたが、楽しいイベントでした(^-^)
台風も去って平和な日常が戻って来ました。でも今日も天気悪い。
どうもこう、今年はスカっと晴れる日が少ないですね。
しかしながら天気を理由に篭っているわけにも行かず、
実験教室の予約を入れてしまってたので大雨の日曜に出かけて来ました。

電車が止まるほどの雨量ではなかったものの
やっぱり台風接近で雨も風もかなり強い。しかも結構寒い!
子供はレインコートに長靴で完全装備させましたが
自分自身は長靴だけでレインコート無し、上着無しの超薄着。
前日が結構暖かかったので完全に舐めてかかりました(^^;)
強まる風でどんどん奪われる体温。でも現地まで頑張って行きました。
正直子供と一緒だと雨の中でも結構楽しいものです。
でも台風ともなると不安が伴うし、出先でハラハラしっぱなし。
現地に着いた頃はまだ風がそれ程じゃなかったので
うっかりプラネタリウムのチケットも買ってしまった私達。
展示だけにしておけばすぐ帰れたものを、
教室が終わって約2時間、上映時間を待ちました。
その間雨も風もますます強まっていく!内心穏やかじゃありません。
「今日はプラネタリウムやめようよ」と説得するも子供は納得せず。
もうこうなったらヤケだー!と、腹を括った私であります。

結局外は大荒れの中、プラネタリウムでは美しい星空を見て来ました。
表が嵐なんて想像も出来ないほど静かでゆったりとした空気の館内。
お話は主に秋の星座についてでしたが、私が一年で一番好きな
冬の星座も一足先に見られました。特に大好きな一等星シリウスの美しいこと!
でも、氷上くんも言ってた通り本物の美しさには到底及ばない。
東の空にプレアデスとオリオンとシリウスが昇る頃は胸がときめきます。
いつかプラネタリウムで冬のダイヤモンドの話が聞けたらいいな。
そして人工の空ではなく、本物のダイヤモンドが見られる日ももうすぐです。
待ち遠しい冬の星座。曇りばかりで宝物の望遠鏡が気の毒になりますが
早く出番が来て欲しいと切実に思いつつ、ドームの星を眺めました。

プラネタリウムを出る頃には雨脚も風もかなり強まり
駅前の100均で急遽レインコートを調達して帰った私たち。
でもやっぱり行って来て良かったです。雨でも楽しい一日でした(^-^)
10月に入って最初のブログです。大分間が空いたなぁ。
最近体調が優れず疲れやすかったのですが、
ここんとこの涼しさで段々楽になって来ました。私は暑さに弱いので。

今日は十五夜。中秋の名月です。早いものでもう中秋。
昼間は雲が多くて夜どうなるかと心配したものの、
今は雲の隙間から美しいお月様がくっきりと見えていますよ(^-^)
もう何週間も出番が無く埃を被っていた我が家のアトラス君
(天体望遠鏡の名前です)も、ようやく今夜は出番となりました。
煌々と照る月を宝物の望遠鏡で愛でる幸せ。
やっぱり天体観測は面白いです。もう少し雲が晴れたらなぁ。
一緒に星も眺められたのに、どうにもスッキリ晴れませんね。

最近夜明けに目が覚めて窓の外を見ると、
真上にどーんとオリオン座が見えます。冬の代表の星座です。
その下には私が一番好きでこのブログにも名前を付けたシリウスがある。
でも隣家の屋根で隠れて残念ながら見えません。
あと少しすればシリウスもオリオンも起きている時間に見られる。
夜8時には南天に輝く時が来ます。その日が待ち遠しい(*^^*)

もう一つ待ち遠しいのはアンドロメダ銀河です。
これを見るのに秋を待ち侘びていました。もうそろそろ見えるはず。
スッキリ晴れた夜には、氷上くんも好きなアンドロメダ姫を探そうと思います。
彼のお誕生日もあと2日なんですよね。その日にはアトラス君で
彼を想いながらアンドロメダ銀河を探せたら幸せだなーと思います。
ともあれ、今夜は十五夜。お供えも飾ったし、沢山月を眺めたいです。
土星探査機のカッシーニが長い歴史と偉大な旅に幕を下ろします。
地球から打ち上げられたのは丁度20年も前の1997年。
その間数々の惑星を経て、最後に土星に到達したのだそうです。
美しいリングの隙間を史上初めて通過し、素晴らしい映像を沢山届けてくれた。
宇宙から見たらほんの小さな機械に過ぎないかもしれないけど
その功績は偉大すぎるほど偉大です。お疲れ様カッシーニ。

名前もいいですね。天文学者ジョヴァンニ・カッシーニ氏の名前を取ったとか。
彼(と呼びたくなる)が土星の衛星タイタンに放出した
ホイヘンスという探査機も、天文学者の名前から付けたそうですよ。
勿論、そんな凄い機械を作って打ち上げたのも、研究を重ねたのも人間で
突き詰めれば人間の偉業なわけですが、真っ暗な宇宙空間でたった一人
黙々と仕事をして来たカッシーニを思うとやはり讃えずにはいられません。
そんな彼の末路は何だか切ない。土星の大気圏に突入して燃え尽きるんです。
そして文字通り消滅します。土星の衛星に地球の微生物を持ち込まないため
と言うことですが、長い旅路の果てに燃え尽きて消えるなんて、
本当になんて儚い一生なんでしょうね。決して地球には戻れないのです。

カッシーニのお陰できっと目覚しく宇宙の研究が進んだのでしょう。
故郷の星を離れ、二度と戻れずに消えて行く彼を想うと思わず涙が出ます。
生き物じゃないのにね。所詮、金属で出来たマシーンなのにね。
でも何だか泣けて来る。哀しいんじゃなくて、切ないです。
ありがとうカッシーニ。彼は最後の最後まで、人類がこの目で決して
見ることの叶わない、素晴らしい光景を見つめながら消えて行くのでしょう。
それがカッシーニへの一番の餞(はなむけ)なのかもしれませんね。

こんなお話を氷上くんとしたら、きっと一晩中語り合える気がします。
今週末久しぶりにプラネタリウムに出かける予定なのですが
そこでもカッシーニの話が出るんじゃないかとちょっと期待しています。
私は彼の偉業を忘れない。20年間本当にお疲れ様でした。
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