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ゲームと好きなものを語る気まぐれブログ
数日前。仕事が休みだったので、学校に行く子供を見送りに外に出ました。
いつもは子供より私が先に仕事に出ちゃうので、休みの日だけの特権です。
遠ざかる我が子に手を降っていると、背後で何やら金属の触れ合う音が。
振り返って見れば、隣家との境のフェンスに枝を咥えたキジバトが一羽。
おや?と思って、彼(彼女?)が何処に行くのか観察してみました。
すると、フェンスを器用に伝って奥の庭へ。そして、隣家のお庭に生えている
小さな常緑樹の中へ入って行きました。これはもしや……???

家の中へ戻って窓から除くと、丁度眼下に件の木が見えます。
そして…いるではないか!その中にキジバトが二羽!
多分、枝を運んでいるのがオスで、中で巣作りしてるのがメスでしょう。
二羽は協力してせっせと枝を組み、お皿状の巣を低木の中に作りました。
それから数日。今現在、既に一羽のキジバトが巣ごもりしています。
と言うことはめでたく卵が生まれたのでしょうね(^-^)




木の中で巣ごもりする、おそらくメスと思われるキジバト。
時々向きを変えますが、ほぼ一日中ここでじっとしています。
刺激しないよう、窓ガラス越しに撮影しているのでちょっと画質が悪いですが…。

彼らが巣作りを初めて数日、酷い雷雨になった夜もありました。
そんな時でもきっと大切な巣と卵をじっと守り続けていたのでしょうね。
気温が上がる晴天の日は暑そうにくちばしを開いていますが
それでも彼らは文句一つ言わず、じっと自分の成すべきことをするんです。
野生の生き物たちの逞しさと健気さには本当に胸を打たれます。
そして、沢山の勇気と元気と、様々なことを学ばせて貰えます。

元気な雛が生まれて来る日が楽しみです。きっと可愛いだろうな~♥
窓を開けずに観察出来るので、夜は遮光カーテンを引いて暗くし、
昼間はカーテンの僅かな隙間から、窓に近寄らず様子を見ています。
まだまだ暑いけど、子育て頑張ってね、キジバト夫婦さん!
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と言う歌を、幼稚園の入学式で子供たちが歌ってたのを思い出します。
お父さん青虫~♪お母さん青虫~♪と、一本ずつ指を開いて行って、
最後には、ちょうちょになりました~♪と両手を組んでひらひらさせるんですが
よく考えたら、お父さん青虫やお母さん青虫はいないんだよなぁ。
だって、青虫のお父さん、お母さんはチョウチョなんだから。

そんなことはさて置き、昨日夕飯に鍋を作ろうと(この夏の暑い日に…)
キャベツを切っていたらですね、切り口のほんの1cmくらい横に
小~さな青虫を発見しました。まだ1齢幼虫かな。本当に数ミリの小さな青虫。
スーパーから買ってきてしばらく冷蔵庫に入っていたキャベツなのに
良く生きてたなー、と、野生児の生命力の強さには驚かされるばかり。
あとちょっとズレてたら真っ二つだっただろうし、
一枚捲らなかったら気づかずに鍋に投入されていただろうし、
色々と運のいい青虫君です。しかも水槽に移して観察してたら
空気が暖かくなったからか良く動き、ちゃんとキャベツを食べ始めました。

虫大好きな我が子は大喜び。ちょうど少し前に学校で青虫の観察をしたらしく
「これ、間違いなくモンシロチョウの幼虫だね」と得意顔。
夜水槽を見に行ったら、キャベツの葉のどこにもいなくて焦りましたが
ひだになって重なっている部分に隠れ、丸くなって寝ていました。
うーん、なんかすごく可愛いぞ。一生懸命生きてるなーと思う。
毎年バルコニーのプランターに植えたパセリ目当てでキアゲハが来ましたが
今年はパセリも尽きてしまったので、蝶の観察は出来ないと思っていました。
思いがけず嬉しい小さなお客さん到来。これからしばらくは毎日観察かな。
無事可愛いモンシロチョウになって、飛んで行けたらいいなー(^^)
我が家で元気に育っていたアゲハの幼虫が、次々蛹になっています。
でも先日の台風で大分被害を受け、せっかくかけた糸が取れた子が3匹。
外れてしまった蛹には「蛹ポケット」と言う秘密兵器があり、
今朝3匹分作ってお引越しさせました。

実はそのうち二匹は前蛹(ぜんよう)と言って、蛹になる一歩前の姿のまま
あの大雨で落ちてしまった子たちでした。急いで拾ってお菓子の箱へ。
転がしたまま時を待つとちゃんと蛹になってくれました。
まずはその二匹を乾燥するまで一晩置いて、蛹ポケットにお引越し。
ここまでは順調だったんです。残る一匹は外のプランターで既に蛹に。
でもお尻の糸が外れてぶら下がっていたので、首の糸を切って外しました。
そして蛹ポケットへ…入れたまでは良かったんですが…。

蛹って動くんです。触るとお尻をフリフリするんですよ。
なるべく動かさないようにそっとポケットに入れたつもりだったのに、
ポケットごと移動する時にフリフリ運動をしちゃったんですよね。
小さな蛹はそのまま落下し、殻が破れて水が出てしまいました。
元気に動いていたのにそれっきり動く事は無く、蝶になれずに死にました。

もう、悔やんでも悔やみきれない。そのまま土に転がして
春が来るのを待てばよかったのかもしれない。朝から本当に悲しいです。
蛹化した中で一番大きな子だったので、蝶の姿を楽しみにしていました。
神様から預かった命を駄目にした責任は重いですね。
やはり人間は自然界に手を出してはいけないな、とつくづく思い知った朝でした。
落ちた蛹は庭の草の中に返してやりました。あとは蟻たちが土に返すでしょう。
ゴメンね、キアゲハくん。残りの子たちは責任持って成虫にしたいです。
今日の記事は虫が主役です。キアゲハさんです。
夏の空を飛ぶ大変美しい蝶ではありますが、
昆虫が苦手な方もいらっしゃると思うので写真は畳んだ先に載せます。

子供に蝶の羽化を見せたい!と言う私の密かな願いから、
二年前にサンショウの苗を買って来ました。
私が小さい頃住んでいた家は窓の目の前に大きな山椒の木があり、
毎年アゲハの幼虫が2~3匹来ていたんですよね。
それを毎年窓から観察するのが楽しみで、ほぼ確実に羽化していました。
そんな幼い頃の記憶が忘れられず、あの美しい蝶が
蛹から空へ飛び立つまでを是非我が子にも見せたいと思うようになりました。
しかし、山椒は気難しかった(汗) 植え替えした数日後に葉が黄変しはじめ、
段々と散って行き、最後は丸坊主になって枯死しました(T_T)
後で聞いた話だと山椒は植え替えを非常に嫌うんだそうです。ガッカリ。

ナミアゲハが駄目なら、じゃあキアゲハだ!と思い立った私。
そこで今度はプランターと土を買い込み、パセリの種を撒きました。
一度は大きく育ったパセリたち。しかし、夏の強烈な日差しに段々弱り
しまいには一度枯れました。植物、難しいんですよ(>_<)
が。根っこが生きていたパセリが再び葉を茂らせ始め、そんなある日
なにやら黒いものが乗っかっているのに気が付きました。

と言うことで続きは畳んだ先にどうぞ!
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