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ゲームと好きなものを語る気まぐれブログ
手元に戦国シリーズのソフトがかなーり増えたので、ちょっと気になって
某大手通販サイトさんのユーザーレビューを色々と見てみました。
普段から好きなんですよ、レビュー見るの。で、チェックするのは必ず★1から。
低評価から段々高評価へ読み進んで行くのですが、皆さんの意見がとても参考になる。
思わず納得して頷いちゃったり、「そうそう!」と声挙げちゃったり。
好みや感じ方は人それぞれなので、あくまでも一つの目安にさせて頂いてますが
自分とは違った感じ方や視点があってとても興味深かったです。

で。戦国3、戦国4、4-Ⅱ、クロニクル2と3などなど、最近のものを見て感じたのは
コーエーさんの作品は新しくなるほど評判が落ちている、と言うことです。
多くの方が同じシリーズの過去の作品を賞賛され、最新作に関しては
期待はずれ、ガッカリした、飽きた、などの否定的な意見が見受けられました。
戦国のみならず、オロチも三国もそんな感じです。うーん、どうしてだろう??
私が一番最近買ったクロニクル3も、前作2に比べると物凄く低評価でした。
まだ実際遊んでないので分かりませんが、冒頭を齧った限りでは2の方が確かに楽しい。

映画もそうですけど、シリーズ重ねると劣化するのは世の常なんですかね?
前作の良い所を残し、悪い所を調整し、更なる良いものを作り上げる、
と言うのが新作作りのルールっぽく思えますが、そんなに簡単じゃないのかなぁ。
目先を変えて新鮮味を出す事に気を取られて、結果劣化させてしまうのかなぁ。

一旦畳みます

戦国に関して私が感じたのは、ゲームの操作性やアクションは確実に
無印時代よりどんどん良くなっていると思います。爽快感は大幅にアップしてますし。
ストレス発散にはもってこい。好きなキャラを最強に育てる楽しさもある。
でも、その分損なわれて行ったのがキャラの個性とシナリオの濃さなのかな、と。
販売数を伸ばすには人気のあるキャラを中心に持って来ることが必須。
必然的に彼らに特化したストーリーが増え、結果的に人気の薄いキャラはサブに回る。
出番も個性も削がれ、長年のファンとしては不満が募ってしまうというスパイラル。
あれだけキャラが増えたら万遍なく活躍させるのは難しいかもしれない。
とは言え、やはり私は戦国2の頃みたいな、適度に暗く濃い時代が恋しいです。

私の大好きな孫市さんを例に挙げると…強さはシリーズを重ねる毎に
どんどん増していると思います。4なんて本当に強い。オロチでも最強レベルだと思う。
あの隙の多い、接近戦に向かなかった彼の攻撃パターンは、神速と言う新機能のお陰で
嘘みたいに化けました。1000人斬りなんてチョロい。チョロ過ぎます。
戦場の雑魚一掃なんてしょっちゅう。マップに青い点しか無い状態に簡単に出来る。
アクションは文句無し…ですが、その分ちょっと個性が薄れたかな、とも思う。
まぁ、強さには満足です。これだけ強くしてくれてコーエーさんにありがとうと言いたい。

でもその反面。彼の武将としての生き様や印象はどんどん希薄になっているように思う。
一貫して変わらないのは「女の子が大好き」と言う無駄な個性ですかね(笑)
出番が減った分、アクション強化したんだからいいでしょ、と言われてるみたいで
「いやいや、そうじゃなくてもっと出番が見たいのよ」とコーエーさんに申しあげたいです。
2であれだけ悲劇的に見せた紀州征伐も、4ではステージ途中から久秀に取って替わられ、
終わる頃には孫市が居る意味すらなくなる。4-Ⅱでは謎の小少将の相手役。
悲しいかな、彼が彼である所以の見所が一つも無かったと思います。
そもそも最近では存在価値すら希薄。だから「2は良かった」を連発してしまう私です。
無印の頃みたいに、本願寺を前面に出したり、紀州征伐をガッツリ見せたり
孫市の気持ちになって彼と共に一喜一憂できるような、そんなシナリオはもうないのかな。
3辺りから彼は立ち居地が定まらず、出番の少ないキャラ、無双武将の少ない地域の
穴埋め役にされている感が強くて悲しいです。史実に則った孫市像が見たいのに…。

某通販サイトのレビューはユーザーの生の声を反映していてとても勉強になります。
コーエーさんのスタッフの方も、時々見たりしてるのかな。
是非とも実際に遊ぶ側の声に耳を傾け、更なる良作を作り上げて欲しいです。
とは言え、やっぱり無双シリーズは戦国も三国も変わらず楽しいです。
どのソフトで遊んでもやっぱりやりこんでしまうし、コントローラー持つと止まらない。
大好きなシリーズ、応援している会社なので、今後も大いに期待してます、コーエー様。
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